2017.10.10
今年で4回目になった古河模型作品展ですが、
色々な作品とご意見を頂きました。
どの意見や作品にも意味があるものと受け止め、
今後の作品展に約立てようとしております。
参加をして下さった皆さん、ありがとうございました、
さて、その作品展で私が非常に感じた事といえば、
この作品展を自分の作品を持ち寄り発表出来る場として
参加をしてくれている人や、
コレクションの発表の場として利用している人と
大きく別れることですかね、
展示会と言えばプラモデルを買って作って見せるのが一連の流れ、
そこが基本になりますが
買って組み立てて「はい」終わりの作品より
少しでも自分の力で手を加えてこそ
自分だけの作品になるわけで、
作品にも愛着がわくってもんじゃないでしょうかね、
その模型がどれだけ高額なキットでも
そのキットをただ作って飾って見せてくれるなら
やっぱり自分だけの作品にして見せてもらいたいところかな?
言い方が悪いかもしれませんが、
キットの組み立て見本じゃ、凄いのはそのプラモデルを作って
販売をしているメーカーになってしまい
個人の作品として観てもらえてないってことですよね、
それに最近ではSNSやツイッター上で完結をしてしまっている
製作者も多く、展示会には興味がないって言う
モデラーさんも多い事!
アナログでやっている趣味をアナログで最後までやらないで
どうするのかな?
3日もすれば忘れてしまうツイッターで
どれだけ多くの人に見せても伝わっていないってこと、
やっぱり目の前に置かれた作品にはかないませんよ、
それにネット上で情報を出す人、その情報を集めている人
そしてその集めた情報をまた流す人と
この流れの中にモデラーがいるって事を
気が付かれた方がよいかと思いますね、
展示会の会場で、作品を前に「これはどうやって作ったんですか?」とか
「どうやって塗ったんですか?」
とか聞かれたことありますか?
そこが一番体験したくて、経験をしたい事なんじゃないでしょうかね?
それに、他人の作品をみて
自分も製作者に聞いたことってありますか?
どれもこれも体験をしたことが無いようじゃ
まだ経験不足になってしまい、
皆さんが求めている作品を完成させるには程遠いのです、
作って見せたい気持ちを抑え
もういちど作品に向かい合ってみるのもいいかもしれませんよ、
では、また。