一年ぶりの更新となります。ご無沙汰しておりました。
2021年となり、延期となったオリンピックも無事に開催され、
今はパラリンピックが連日のようにメディアをわかせています。
様々な意見がある中、このような世界的イベントがコロナ渦にも関わらず、
日本で開催されたことは非常に有意義なことであったと思っています。
昨年の時点ではコロナの影響も徐々に少なくなるのではと、
根拠はありませんが、そう漠然と思っておりました。
しかしながらコロナに関する状況はむしろ悪化し感染者は増え、
緊急事態宣言や、まん延防止等重点措置等の要請が日常的になり、
我々の生活はより一層の注意が必要になりました。
オリパラのような国を挙げてのイベントも厳重な感染対策のもと、
過去に例をみない特殊な枷をもって開催される事態に。
我々「承」が携わる模型業界。模型の世界にも様々なイベントがあります。
「承」主催で年に一回行われていた「古河模型作品展」もその一つです。
主催する我々はもちろん、参加来場される模型愛好家の皆さん、
毎年開催を楽しみにして下さる地域の皆さん。
多くの人間が関わるこの「古河模型作品展」は小さな世界ですが、
我々にとっての一大イベントとして毎年開催しておりました。
はじめてコロナ禍になり迎えた昨年は早期の段階で中止が決定し、
しかし気を落とすことなく直ぐに来年に向けての準備をすすめておりました。
収束するどころか悪化する一方のコロナ渦の中で、
進み広がるワクチン接種の報に一筋の希望を抱きながら、
今月の中旬に予定していた「古河模型作品展」開催の目標を遂げるべく、
日々のコロナの状況を注視しつつ自分達の手も動かし続けました。
が、結果は今年もこの状況からの開催困難。
残念ながら2021年も「古河模型作品展」は中止の決定となりました。
古河市文化祭の一環として開催しているこのイベント、
早々に市からの一連の文化祭イベント中止の連絡は頂いておりました。
我々としても何か別の安全対策を徹底したイベントで開催出来ないかと、
模索をし続けておりましたが結論は「中止」から覆ることはありませんでした。
コロナ渦において、参加者や見学者に「何か」起こったら。
その責任をいち模型サークルがとれる筈もなく、冷静になれば「中止」の決定は、
至極当然の結果として迎え入れることとなりました。
非常に残念でなりませんが、今年の「古河模型作品展」も中止となりました。
我々も色々な感情があるなか、開催予定であった9月に入った時点で
報告とさせて頂く次第となりました。
開催を楽しみにしているとの連絡をたくさん頂戴しました。
申し訳御座いません。
我々とっての「模型」はまだまだ続きます。
心を切り替え来年は、次回こそはとの気持ちで再度取り組みます。
関わって下さった全ての方々、ありがとう御座いました。
また来年に向けて頑張るだけです。
では。